導入実績

より効率的に、誰もが安心して働けるオフィスへ

弊社サービスをご利用いただいている企業様へ、 障がい者雇用に関するお話を伺いました。

より多くの方々がもっと活躍するためには?

東京事業場区笹塚にソーシャルオフィスを開設

2009年に設立した従業員数156人(2020年12月現在)のオリンパスグループの特例子会社です。障がい者社員が喜びを感じ、一歩一歩成長していく職場を提供するとともに、「働きたい」という願いを受け止め、安心して長く働き続けられる会社づくりを行っています。具体的には、グループ会社施設8拠点の清掃を主な業務としています。

ソーシャルオフィスを導入する前は、どんな課題がありましたか?

オリンパスグループは、身体もしくは知的障がいをお持ちの方を中心に採用してきました。その後、法定雇用率2.2%以上に対応するには、より多くの方々にご活躍いただく必要がありました。ただ社内にそのリソースやノウハウが無く、法定雇用率を満たすことが困難だという問題認識がありました。

導入の決め手を教えてください。

今後もより多くの精神障がい者の方々に、オリンパスグループでご活躍いただきたいです。
これまでに精神障がい者が配属先に一人で勤務することの難しさ、そして彼らを 受け入れる部署の開拓の困難に直面しました。その解決策の一つとしてソーシャルオフィスの導入を決めました。

実績を認められ、仕事が増えた

運用を始めるまでで苦労した点はありましたか?

社内からは比較的スムーズにご理解を戴けました。ただ体制づくりとして、現場マネージャー(社員)の人選には苦労しました。採用に関しては、最初はどのように進めるべきか悩みましたが、御社のお力添えもありスムーズにできました。
ただ 業務の切り出しに最も苦労しました。最初は自身の部署から仕事を切り出し、その実績をもとに時間をかけて社内営業を行いました。現在は メンバーの頑張りによって実績を認めていただけるようになり、一つ一つと仕事をいただけるようになりました。

そのほか、導入後に何か変わったことはありましたか?

雇用数は9名でスタートしました。その後の2年間で2人の方が退職され、1名を新たに採用しました。採用基準などアドバイスいただき大変助かりました。定着支援もしっかり行われ、安定した就労を保っています。

集約型オフィスの可能性を見た

導入前の課題はどのように解決されましたか?

障がい特性を考慮し、切り出し業務の導入可否判断が困難でした。 ヒアリング、トライアルを経て適切な工程設計を行いました。切り出し引き継いだ業務を支障なく遂行できています。

課題の解決のほかに得られたメリットはありましたか?

※画像はイメージです

これまで各職場に配属された障がい者への個別の配慮は、効率的に実行できたとあらためて実感することが出来ました。違った業務に取り組む障がい者社員が、それぞれの業務ラインはそのままで、集約型オフィスにて仕事ができます。効率的な配慮の可能性を見いだせました。

お話しを聞いて

業務の切り出しにお悩みの声は、本当に多く伺います。ただ切り出し方を一度事例として持てると、とてもスムーズに他部署にも展開できると思います。今後もお仕事の効率を保ちながら、より働きやすい環境へと変化できれば幸いです。

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