SAKURA新潟センター

発達障害の特性・自己理解とは?👫

 

 

皆様こんにちは!!

 

就労移行支援事業所SAKURA新潟センターです。

 

 

いよいよ、5月もスタートしましたね♪

新潟は、比較的天気もよくとても過ごしやすい気候です🍃

GW後半は、少し天気も崩れやすいようなので

レジャーに行くなら前半がおすすめですね🌷

 

 

 

さて今回は、特性理解のカリキュラムについて少し内容をご紹介させていただきます📝

 

特性理解は、発達障害の方むけのカリキュラムになっています。

 

そもそも、発達障害とは…?

 

発達障害とは、幼少期から現れる発達のアンバランスさによって、脳内の情報処理や制御に偏りが生じ、

日常生活に困難をきたしている状態のことで、特定のことには優れた能力を発揮する一方で

ある分野は極端に苦手といった特徴などがみられます。

 

こうした得意なことと苦手なこととの差、いわば凸凹は誰にでもあるものですが、発達障害がある人は、

その差が非常に大きく、そのために生活に支障が出やすいのです。

 

発達障害は行動や認知の特徴(「特性」)によって、主に次の3つに分類されます。

図のようにそれぞれは重複することもあり、人によっては複数の特性をあわせ持つ場合もあります。

 

 

 

 

ASD(自閉スペクトラム症)

コミュニケーションおよび相互関係の障害
人の気持ちを理解するのが苦手、冗談や比喩が理解できない、

興味のあることを一方的に話し続けてしまう、非言語的なサイン(表情・目配せなど)を読み取るのが困難 など

同一性へのこだわりや興味・関心の狭さ
日課・習慣の変化や予定の変更に弱い、特定の物事に強いこだわりがあるなど

その他の特性
聴覚・視覚・触覚など感覚の過敏性を伴うこともある

 

 

ADHD(注意欠如・多動症)

不注意
物をなくすことや忘れ物が多い、人の話を一定時間集中して聞けないなど

衝動性
予測や考えなしに行動してしまう、相手の話を待てないなど

多動
じっとしていられない、動き回る、しゃべりすぎるなど

 

 

LD(学習障害)

 

「読む」「書く」「計算する」などの特定の分野の学習だけが極端に困難など

 

 

 

一人ひとり性格が違うように、発達障害と言ってもその特性や症状は

千差万別で、皆さんそれぞれ異なります。

 

その異なる特性や症状の部分を、特性理解のカリキュラムを通して

自身の行動や考え方を振り返り自己理解を深めていくことで、

就労のみならず生活する上でも活用できる気づきや考え方を学んでいきます!!

 

 

 

本日のテーマは、「障害に対する理解・考え方」について

一人ひとり自分自身はどう考えているのか振返りながら意見を発表してもらいました!

 

 

 

Q1,今の自分の気持ちとしては「障害を受け入れられている」かどうか?

 

 

受け入れられていると思う方の意見

 

・検査を行って診断を受け、手帳をもらったことで客観的に

そう言う障害を持っているという事実を受け入れられている。

 

・病院で診断を受けて、自分はそういう病気なんだなぁと

と受け入れることができた。

 

・診断について、症状なども当てはまっていて疑問に思うことがなかった。

 

・診断を受ける前に発達障害に関する本を沢山読んでいて、それらが当てはまっていたり

SNSなどで当事者同士でやり取りも行っていく中で、自分は自分と前向きに受け入れることができている。

→障害特性はマイナスな面だけではなく、発想力が豊だったり、

積極性があるなど得した面もたくさんあったと感じている。

 

・小さいころに障害の診断を受けていたが、親が自分に直接話していなかったこともあり

高校2年生になってから初めて知ったが、そうなんだと、特に疑問に思うことはなかった。

 

 

 

 

受け入れられているかどうか分からないと思う方の意見

 

 

・障害特性による症状の理解は出来ているが、それによって周囲とトラブルが起きた際に

この障害がなければ…とモヤモヤしてしまうことがある。

 

・自分の障害を友人に言えるかというと、言えないという点で受け入れられているか

疑問に思う。

(他の方にも自分の障害について友人に話している方がいるか確認すると、

話しているという方はほんの数人でした。中には親しい友人にだけ話していたり、

特支にいたので間接的に知っているという方もいらっしゃいました。)

 

・障害に関しての理解は進んでいても、自己理解に関して

まだまだ進んでいない部分が多いと感じ受け入れられていないのではと思う。

 

・小さいころから障害がありその頃は疑問に思っていなかったが、

大人になってからなんで障害を持って生まれてきてしまったんだろうと思う時がある。

 

 

 

今回意見を聞いたメンバーさんの中で、自分の障害を全く受け入れることが出来ないという方は

いらっしゃいませんでしたが、今は受け入れられてもすぐにそうなれたわけではないという方も多くいらっしゃいました。

 

 

 

 

 

Q2,障害に対して悩んだり、落ち込んでしまうことはあるか(あったか)?

 落ち込んだ際は、どんな対策を行っているか?

 

・もしも自分にこの障害がなかったらもっと違う人生だったのかなぁと考えて

落ち込んでしまうことがある。

落ち込むところまで落ち込むと勝手に回復してくる

 

 

・障害への理解が無い人から、嫌がれせのようなことを受け、それによって

精神的にも不安定になり周囲との関係が上手くいかなくなってかなり落ち込んだことがあった。

しばらく精神的にも落ち込んでしまったが、時間が解決してくれた

 

 

・自分の障害が判明したのが遅かったので、今まで落ち込む原因が障害によるものだったのか

と分かってショックな反面、納得する部分もあった。

具体的な対策はいまのところない

 

 

 

 

など、皆さんしっかり自分自身と向き合い意見を積極的に発信してくださいました。

人の意見を聞くまでは自分はどうなのか分からなくても、このようにして

誰かの考えや意見を聞くことで私もそうかもしれない…!

と自身の理解が深まることがあります。

 

 

また、障害に対しての理解を深めようとするとどうしても、

「できないこと」やマイナスな部分に目が行きがちになってしまいますが

障害のあるなしに関わらず自分は自分として”自身のいいところ”

目を向けることもとても重要です。

 

 

ということで、、、

 

Q3,自分自身で「いいところだな」と思うことを挙げていただきました!✨

 

 

・衝動性が強いが、悩む前に即行動ができるエネルギッシュなとことろ!

・力が抜けない部分があるが、何事にも真っすぐで一生懸命取り組めるところ!

・空気を読むのが上手いと言われたこと!

・分析力があるところで、課題の発見と改善を行っていくことが得意なところ!

・自分の考えを持って相手に伝えられること!

・好きなことだと飽きずに、集中力を持続させることができるところ!

・周りをよく見る観察力があること!

・優しくて人当たりがよいところ!

・決まられたことはきちんとやること!

・気づいたら周りに人が集まってくる(周囲を明るくすることができる)ところ!

・いろんなことに興味を持つことが出来る!

・何かを参考にしてモノづくりをすることができるところ!

 

 

などなど、皆さん素晴らしい強みをたくさん発表してくださいました👏‼

 

 

自分のいいところを挙げるのは、難しいという方もいらっしゃいましたが

自分では気づいていないだけで皆さん魅力的なアピールポイントが必ずあります!

 

 

 

 

 

 

これらの強みやアピールポイントは、これからの就活や就職先でも

絶対に役に立つことなので”自分のいいところ”を忘れずに

様々なことに積極的に取り組んで行って頂きたいと思います💪

 

 

 

これらのカリキュラムも実際に見学や体験をしていただけます!

気になるカリキュラムがあればぜひお気軽にお問合せください✨

↓     ↓     ↓     ↓     ↓     ↓

 

 

 

 

 

皆様からのお問合せをクルー一同お待ちしております(*^^*)‼

 

 

 

 

 

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TEL:025-240-3918

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