SAKURA池袋センター

コミュニケーションスキルをアップさせる方法

私たちは日々、様々な事を他者に伝えながら生活しています。
みなさんは自分の伝えたい事を適切に伝える事が出来ていますか?

  • 「言葉がうまく出てこない…」
  • 「いざ言葉にしようとすると真っ白になってしまって言葉に詰まる…」
  • 「伝えてるつもりだけど、きちんと伝わっているか不安…」
  • 「いつも誤解されてしまう…」

という方もいるのではないでしょうか?

プライベートでも働く上でも、伝えるという事が円滑に出来れば、気持ちよく生活できたりスムーズに物事を進めることができます。

今回は伝えるという事に注目して、コミュニケーションスキルをアップさせる方法をご紹介します。

 

おすすめの方法

「言葉がうまく出てこない」、「真っ白になってしまう」という方におすすめの方法は…

 

言いたい事を紙に書いてみる

この方法は以下の時に考えを整理できる方法でもあります。

  • 考えがまとまらない時
  • イライラした時
  • もやもやした時
  • 成功した時
  • 失敗した時…など

キーワードが書き出せたら、次には誰にどのようにして伝えるかを考えましょう。

誰に伝えるべきか悩む時にはその事自体を相談するのも一つの手です。

例えば、もやもやしたので、考えを紙に書いて整理してみたら、

「仕事の事でAさんから指摘を受けた時、言い方がきつくて怖かった…」ということが分かった。
でも誰に伝えたら良いのか分からない…。

 

この時、Aさんに直接言ってしまっては、角が立ちその後の関係も悪くなってしまう事が予想されます。
通常、このような時には上司に伝え対応してもらいますが、Aさんが上司だった時には誰に伝えるべきか分からなくなってしまいますね。

そんな時には、家族や支援者など周りにいる信頼できる人に相談してみましょう。
話をする事でアドバイスを貰えたり、話をしただけで気持ちがスッキリする事もあります。

どのようにして伝えるかについては、冷静に考えて慎重に判断するようにしましょう。

 

伝える方法とそのメリット、デメリット

対面して話す

【メリット】

相手に表情が見えることで感情が伝わりやすくなる
相手の表情などを見たりして、話の内容を理解しているか確認しながら話せる。

【デメリット】

緊張感が増し普段どおりに話せなくなることがある。
意図しない感情の動きが伝わってしまう(焦りや戸惑いなど)。

 

電話で話す

【メリット】

話す時は顔が見えず緊張感が和らぐ。
自分の都合の良い(落ち着いた)場所で話せる。

【デメリット】

電話を掛けるまで緊張感が増強される。
顔が見えず相手の感情が読み取りづらい

 

手書きで文章を書いて渡す

【メリット】

会話より緊張感が長引く事が少ない。

【デメリット】

相手の反応が分からない。
いつ読んでもらえるか分からない。
内容によっては誤解が生じやすい。

 

メールなどのデジタルな文字で伝える。

【メリット】

時間や場所を選ばず相手に届ける事ができる。

【デメリット】

内容や相手の感じ方により、手書きよりも簡素で冷たい印象に感じられる。
相手の反応が分からない。
いつ読んでもらえるか分からない。
内容によっては誤解が生じやすい。

 

態度で表す

【メリット】

明るい感情の場合に限り、その場の雰囲気が明るくなるが、メリットはほとんどない

【デメリット】

負の感情の場合、周囲の雰囲気を悪くする。
感情の波が激しく、関わり方が難しいと思われる。

 

伝わっているか確かめる方法

次に、

「伝えてるつもりだけど、きちんと伝わっているか不安…」
「いつも誤解されてしまう…」

という方におすすめの方法は…

正確に伝わっているか確認をする

当たり前なことの様でなかなか出来ていないことでもあります。

相手の表情や言葉をよく見聞きして、理解出来ていない様なら再度言い方を変えたり、具体的な例を出したりして伝えてみましょう!

 

以上のこと以外にも、伝える上で大切なことは、言葉遣いや、話の順序や長さへの気遣い、5W1Hなどたくさんあります。

しかし、どんなことよりも最も大切なことは、伝えることを諦めないことです。

  • 「どうせ分かってもらえない」
  • 「話しても疲れるだけ」
  • 「話したら変だと思われる」
  • 「自分だけが自分を理解できていれば良い」

と伝えることを諦めてしまっては、それ以上環境が変わることはありません。

いま、この文章を読んでいるあなたがこれまで生きてきた中で、どんな楽しいことや辛いこと、うれしいことや悲しいことがあったのか、今の私には想像もできません。

伝えたいと思ったら少しずつでも行動してみて下さい。
必ずどこかに聞いてくれる人がいます。

伝えることで何かが変わるかもしれません。

このコラムが何かのきっかけになればうれしいです。

 


 

いかがでしたでしょうか?

伝えるということをよく考え実践し、プライベートでも仕事でも分かりやすく物事を伝えられる人になって下さいね!

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